まさかペルー行きの飛行機で観るとは思わなかった。座席ごとに液晶画面が付いていて、あれこれ触っていたら見つけちゃいました。残念ながら、液晶が小さいし、英語と中国語の字幕が入るんだけどよしとしよう。
出発(Departure)の日に、旅立ち(=おくりびと[Departures] )を観るって、何だかフシギな感覚・・・。他にも観ている人がいるようだけど、どういう気持ちなんだろう・・・。きっとボクの考えすぎだね。
おくりびと [DVD]
本木雅弘, 広末涼子, 余 貴美子, 吉行和子, 滝田洋二郎アミューズソフトエンタテインメント 2009-03-18
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おすすめ平均
<<<<<一部ネタバレ>>>>>
はじまって30分ほどで最後の方までのストーリーが読めてしまうがわかっているのに心に響く演出がにくいです。シーンをムダなくつなぎながら、飛ばされたシーンで起きたであろうことも想像できてしまう。日本的な表現手法だと言える。
直接的な表現を避けて、前後のシーンから話が見えてくる。葬式という暗い話題を扱っているにも関わらず、クスクス笑えるシーンが多いため、全体から受ける印象も良いですね。
広末涼子の役が、彼女の良さを引き立てすぎていてズルイ!!と思ったけど、こういう印象を与えられるのは、広末涼子さんくらいでしょう。もっと広く世界で活躍するかもしれない。
感想としては、命に関わる非常に難しい内容だが、受け入れやすく、わかりやすく、作られている。個人的には、この職はできないだろうな・・・。