人は生まれたら必ず死にます。それがいつなのかが正確にわからないだけで。余命3ヶ月なんて告げられたりすると、急に死が迫ってきたかのような錯覚に陥ってしまう。生まれたときから死ぬことが決まっているからこそ、死ぬことが怖くて不安に感じるのは当たり前なんだろうけど、そこから目をそらさずに向き合ってもいきたいと感じています。
ボクの両親はそろそろ平均寿命(?)を超えてきたこともあり、話し合ったりする機会が増えてきました。子どもが1才なので、あと20年は健康でおらんとなぁ、といいつつも、ボク自身にとっても人ごとではありませんね。
人はいつか死ぬことだけが決まっていて、それがいつなのかはわからないだけですから。
そんな中、この映画に出会いました。
「Saving 10,000」(自殺者1万人を救う戦い)。アイルランド人の監督によるドキュメンタリー映画です。52分の映画で、見始めたときは、「飛び飛びで見ればいいや・・・」なんて思っていたのですが、最後まで見切ってしまいました。
YouTobeで無料公開されていて、だれでも観ることができます。
ボク自身を支える想いに「人の気持ちがわかる人になる」があるのですが、どこまでできているのだろう、まだわかることができない気持ちがあるんじゃないか、なんて観ていく最中から深いところで感じることのある映画でした。
知らなかった方、知ってたけど観なかった方、ぜひ観てみてほしいですね。
監督/レネ・ダイグナン
撮影/マーク=アントアン・アスティエ
■YouTubeで直接みる場合:自殺者1万人を救う戦い - SAVING 10,000 - Winning a War on Suicide in Japan - YouTube