最近、子どもが覚えたコトバ。
「ちやうちやう(違う違う)」。
2度、言います。
2才3ヶ月あたりですが、反抗期まっさかりなこともあり、この「ちやうちやう」を多様してきます。1日に100回くらい聞いてるような・・・。
はじめのうちは、「違いのわかる男だ」とおだてていたのですが、最近の多様っぷりがものすごく、しつこすぎて聞いてられません。別のコトバも使ってほしいなあ・・・。それにそのコトバ、ボクが使ってるんだよなあ・・・。
そこでピンときたんです。
彼は、ボクたち親の行動に対して、「それは違う」と言えるし、伝えることはできるのですが、何が正しいのかを言うことも、伝えることもできないんですね。
違うと言われたとき、ボクは、OKが出るまで、別のものを提案しつづけることになります。がこれがなかなか手強い。もしかして本人もわかっていないのでは・・・!?
(はっ!)
そうそう、わかっていないことだって、あると思うんです。
例えば、お昼ごはんが少し遅れてしまって、腹ぺこのときって、何をしても「ちやうちやう」と暴れます。でも、どうにかこうにかごまかして、ひとくち食べさせると、あとは黙ってこれまで拒否していたものも食べるんです。オナカが減りすぎて、何が正しいのかわからなくなってるようです。そういう状態になってしまうことが、あるということ。
他には、「おちゃー(お茶)」と言えるようになったんですが、この蒸し暑い時期になぜか、熱いのが飲みたいらしいんですね。なんでやねん!だけどそこでひと言、「お湯ー!」と言えばいいんですが、このコトバが出てこない。なので、求められたお茶を渡すと、また「ちやうちやう」と。
妻から教えてもらって理解できるようになりましたが、ボクだけだと永遠にお湯を入れる日はこなかったでしょうね・・・。
このことから、彼は「違いのわかる男」なのかもしれないですが、正しいもの・求めているものがわからないことがある男でもある、ということがわかりました。なので、困っているときには、「ちやうちやう」に引きずられずに、よい方向を指し示すことが重要なんだろうと感じています。
あ、この話。2歳児のこととして読んでおられるかもしれませんが、大人にもあてはまるような心当たりありませんか?