中島みゆきさんの曲「糸」の歌詞をきいてて、家系図づくりとピンとつながりました。
聴ける環境の方はYouTubeを再生しながらどうぞ。
家系図づくりをしていくと、親の親の、そのまたの親の・・・と縦にどんどんあがっていくように調べていくんですが、横の情報はあまりわからないんです。個人情報うんたらといった事情はあるんでしょうが、横の情報(いとこや遠い親戚)は家系図づくりの中で、戸籍から出ていて、追っていくことができません。
必然的に家系図は縦の線になるんですね。
ボクがさかのぼっている中で、一番上の「野口」じいさんから出た枝葉の中に、ボクが知らない野口さんが社会にいると思うのですが、その方を知ることはとても難しいです。
代わりに、とは言わないかもしれませんが、別の線が入ってきます。結婚ですね。戸籍を移動して、「野口」に入ってきた方です。その方がいなければ、今のボクはいません。でもその方の元の戸籍を、上(縦)にたどっていくことは難しいんですね。
野口のボクが調べれるのは、「野口」の縦の線ばかりになり、そこに世代世代で関わってきている、横の線(結婚で移動してきた戸籍)を知ることができます。
この中のだれかひとりが欠けていただけで、ボクが存在することはできなかったし、家系図に乗らなかった人でもボクが今存在するに欠かせなかった人が大勢いることがわかります。
横の糸を調べることができないことから、「今これを目にしたあなたや、これから出会うあなたが、ボクの図に影響を与えた存在だったとしたら・・・?」
出会いにありがとうと感じずにいられません。
数年前にもこういったことを書いたように思いますが、曲を聴いていてあらためて考えなおしてみても、仕組みをみても、人生はやっぱり活かされている、護られているんですね。
そんな100年ぽっちの時間で何をしようかな?
答えは1つではないでしょうか・・・?
ずっと前からわかっていたことだけど、つながった。
日々楽しむこと。