「三歳神話」まで全力で育児に向き合ってきました。前にも投稿しました。その後、幼稚園に行きだして、午前いっぱいから給食ありの午後帰りになり、徐々に幼稚園主体の生活サイクルができあがってきました。
家庭の雰囲気は変わり、少し安定が見えてきたので、仕事の割合を増やしていっているところです。・・・がなかなかうまいこといきません。今日はそんなお話。
三歳までしっかり見ておけば、あとは勝手に育つと思っていたんです。いつもいつも爪が甘い。いや、考えそのものが甘いのか。。。
幼稚園に行きだしてから2ヶ月。チョキが話す言葉の量が一気に増えました。質はまだイマイチ。それまでの家を中心とした生活から、幼稚園と家とを中心とした生活に変わり、社会が拡がったようです。基本的に、先生のマネをしています、家で。ボクは園児の役・・・。お母さんはお母さん役・・・。えっと・・・。
生活サイクルも大きく変わりました。幼稚園で眠たくならないように、お母さんが配慮して、正しい生活リズムを続けています。これも2ヶ月続けてきたのでそろそろ習慣化してきています。油断して、興奮させてしまうと、あやういときがあるけれど、基本から大きくそれることはありません。安定して、たっぷり睡眠をとっています。
そしてボク。
チョキとの関係がイマイチよくないです。かといって、悪いわけじゃない。彼自身が成長したことで、人との接し方を変化させたようです。でもボクはそれになかなか気づけずに過ごしていました。
どうやら彼は優劣をつけているようで、「母>自分>父」の三段階で判定しているように感じます。しかしながらおもしろいのが、母がいないときは、「父>自分」となるんです。「自分ひとりで自分のことはできない」を感覚的にか理解しているようで、だれかの手助けが必要なことはわかってるようです。1番やっかいなのが、3人そろってるときの、ボクへの態度や姿勢ですね。まあひどいこと。何かあれば母に頼ればいいという頭があるからか、やけに強気で反抗的で威勢がいい。お父さんはなめられてるわけですね。
まあこれはこれでいいんだと考えています。お互いにとって都合のいい遊び相手でしかない状況がある代わりに、お母さんとの信頼関係がきちんとできあがっていくわけです。
でも、長くは続きませんでした。
身体が大きい彼ですが、言葉はイマイチ。バランスが悪いんですね。反抗や主張はしてくるが、何を指しているのか、赤ちゃんのままようにわからないことが多い。「冷やしうどんを温めてほしい」は、コチラの発想の外側にあるから理解は難解ですよ。あなたはキレてるけど、お母さんにもイライラが伝わるし、ボクにもあなたから飛び火してくるのは何なんだーーー!
少し距離をとって、「見守る」ことを続けてきましたが、そろそろ介入する時期のようです。都合のいい関係から、きちんとした親子関係をつくって、家族3人のバランスを正していく必要がありそうです。
見守るから「向き合う」へ。風呂に入れることにも最近は抵抗していましたが、きちんと向き合って、怒ったり叱ったりせず、きちんと1人の人として話を繰り返し伝えて、粘り強く交渉(?)しつづけたら、どこかであっさり折れるタイミングがありました。初回からお父さん、大成功です!
すべてがうまくいくわけじゃないけれど、向き合うことで、1:1の関係が変わり、それが家族全体の関係や雰囲気へとつながっていくのなら、ここもしっかりと向き合う場面なんでしょう。きちんとスケジュールをとって、焦らず、粘り強く、これからの関係を築いていくことにしました。早速実行もしました。
油断する時期はまた来るかもしれないけど、きちんとした「父子」の関係へと進化させていきます。そして彼の持っている良いところを引き出して、活かせる環境を提供しつづけたいですね。「父」になれる日はいつくるのか。3年間程度ではまだまだ足りないようです。
そのためにボク自身もそういった環境に身を置いていきます。
ってそれは、ボクも良いところを活かしてがんばるぞ、というオチで。