義務教育では決して習わないお金の使い方の本。お金は稼ぐことよりも使う方が難しいと言われるが、消費ではなく投資に使いましょう等、お金との接し方を説いている。稼いでいるはずなのにお金が貯まらないと嘆いている人には入門書として最適。
お金の流れを呼び寄せる 頭のいいお金の使い方 午堂 登紀雄 日本実業出版社 2009-02-17 |
お金の流れを呼び寄せる 頭のいいお金の使い方
午堂登紀雄
借金のプレッシャーに弱いというのは、お金のリテラシーが低いというのと同義なのです。
「面倒くさいからそれでいいよ」という人は典型的なカモです。つまり、考えないことの代償として、高いお金を払わされているということです。反対に、しっかりと考える人は、その報酬として最も安いプランを選択できる確率が高くなります。
厚生労働省が2005年に公表した「生命表」によると、30歳の男性が60歳まで生きる確率は91.5%だそうです。
バリューチェーンの上流に行けば値段が安くなるし、下流に行けば行くほど高くなります。そのバリューチェーンに関わる人が少なければ値段は安いし、多ければ多いほど高くなります。
「人間の幅を広げるものは3つある。人と会うこと。本を読むこと。旅をすることだ」