人材開発・組織開発に取り組んで、ススムワーク・ラボのカリキュラムをつくっていると、リーダーシップについてよく考えるようになりました。
まずリーダーシップとは何か。調べると次のような意味でした。
指導者の地位・任務。「―をとる」。指導者としての素養・力量・統率力。
今のボクに近い方々だと、中小企業の経営者が多いので、ここでいう指導者とは経営者のことだなという感じですね。
中小企業の経営者には、いろんなタイプがおられまして、オレについて来いというボスタイプから、みんなでがんばろうというリーダータイプ、他にもありますが、どちらも・どれもリーダーシップを発揮する立場ですね。
リーダーシップのない経営者もいるのかな?
経営者が集まると、その中で強いリーダーシップを発揮する方が出てきます。
リーダーシップを発揮する人の集まりの中で、またさらなるリーダーシップを発揮する人が。
こういったリーダーは100人に1人くらいなのかな。ピラミッド構造のように出没します。
残り99人はリーダーシップがないのか・・・?
いや、そんなことはないはず・・・と信じたい。
1つの側面でしかないのですが、一定の人数が集まると、必ずリーダーがいて、その人がリーダーシップを発揮することが前提として求められていることを感じています。
そして、そのリーダーは数年すると疲弊してしまって、リーダーシップを発揮し続けられなくなってしまう。
すると集まりは、吸引力を失ってしまって散らばってしまう。
そんなイメージをこれまでの経験から感じています。
これからの時代、どんなリーダーが求められて、どんなリーダーシップが待望されているかを考えると、
すべての人がリーダーシップを発揮する
というのが今の考えです。
特定のリーダーに頼る組織開発は、困難な時代が訪れているように考えています。
原因はいくつもあるのですが、少しずつわかりやすく書いていきたいと思いますので、わけてかきますね。