「24」にはそろそろ飽きてきたので、というよりもパターンを理解してしまったようで、なかなか重い腰を上げれずに観ないままでいたんです。いつもは盆か正月に観ていたこともあって、そろそろ観ようかなと。あ、ちなみに事前に全話をレンタルしてきてパソコンに保存しているので、いつでも一気に観ることができます。その気になれば1日=24時間で観ることもできますよ!今のところ、シーズン丸ごとみたのは最短で2日間だったと記憶してますが・・・。たしかSeason2で。
途中にネタバレがあるので「~~~」で囲っておきますね。ネタバレというよりは、「24をおもしろくなくする要素」って感じかもです。
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キャスティングに驚きがあるのはいつものことだし、そしてやっぱりそこから始まったし。現場でトラブルが起きるのはもちろんのこととして、他にCTU内とホワイトハウスで必ず問題が起きることを知ってしまったので、「いつ来るんだろ・・・」「あっ、きたー!」って感じでみているボク。「あー、ホントに24はもう終わりだな」なんて思って観てたけど、今回はこれまでとは違う視点で見ていた自分に気付いた。
国民に選ばれた大統領が自身の決断を不安そうに悩んでいて、「これでいいのだろうか」と自問自答しながら首席補佐官に相談してたところ。副大統領が大統領の座を狙っていて、自信満々で入れ替わろうと画策して、座を奪ったのに、判断ミスが続いて決断に自身がなくなっていくところ。倫理観に反する命令を上司から受けてそれを実行する現場捜査官。それを邪魔するJack(笑)。
どの立場の人も、その立場に応じた重圧と責任を感じていて、フィクションのドラマとはいえ、おもしろい。そんな視点でみてると、どの人の演技がうまいのか、よくわかるようになってきた。
それと同時に、肩書きが人を育てることがあるんだなって。現実社会でもこういったことは日常的に起きてることだけど、本人の適正や能力もあるだろうけど、座る席や肩書きがその人自身を育てるんだって。今シーズンで「うまい!」と思った人は、ブキャナンと副大統領だったなあ。ブキャナンは安定感ある役だしね。もう出てこないっぽいのが残念だけど。
「24」の本質は、Jackの娘Kimが前に言ったんだけど、「Jackの周りにいると不幸になる」的な発言。本当はJackのじゃなくて、「国防の最前線にいると」だと思うけど、ドラマ的には言い当ててる(笑)。クロエが長く続いているのがうれしい点だけど、クロエがいなくなったらCTUで代わりになる人いないしね。あ、だけど次はどうなるんだろ。
Jackは国のために尽くしてきた結果、恩赦とか国際問題を解決するために何回も殺されそうになってきたけど、今度はどうなるんだろうな。Jackパパは死んでない可能性がありそうだけど、身内はほぼいなくなってしまったし。「24」もそろそろ終わりが近づいてる気がする。
意外な感想を持った自分に驚いてるけど、次が観たくなった終わり方だった。
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