ぴろきちコラム

幸せの総量

今日は、幸せについて、切っても切り離せないお金の価値と比較して考えてみることにします。

(A) 時給1,000円の人が1,000人いました。
1,000人全員が1時間働いて稼げるのは、100万円です。
かかった時間は1時間ですが、合計の労働時間は1,000時間です。

(B) 時給100万円の人が1人いました。
この1人が1時間働いて稼げるのは、100万円ですね。
かかった時間も合計労働時間も、1時間です。

この価値は同じなんでしょうか?

ビジネスの位置づけでいうなら、今のところ同じだと考えています。

働く人数が1人か1,000人かの違いは価値に関係なく、また合計の労働時間が1,000時間なのか1時間なのかの違いは価値に関係がないですね。

 

働く効率が100%アップになった場合(=時間が半分になる)で、もう少し考えてみます。

(A') 時給1,000円の人1,000人が0.5時間働いて稼げるのは、100万円
(B') 時給100万円の1人が0.5時間働いて稼げるのは、100万円

前者で削減した時間の総量は、1,000人×0.5時間=500時間。
後者は、0.5時間。
稼いだ金額は同じです。

これの価値は同じでしょうか?

先ほどと同じで、ビジネスでいうなら同じ価値だと考えています。

 

ただ、これを人生の価値に置き換えたらどうでしょうか?

家族との時間を毎日30分多く過ごせる人が1,000人増えるのと同じように、毎日30分多く過ごせる人が1人増えるのと。

 

ひとつの答えを出すのは難しいですが、人生における1人の30分の価値はだれでも同じなので、この場合は、1,000倍の差で1,000人のほうが価値があると考えています。

仕事の場合は、同じ価値なのに、人生の場合はそうでなく人数(=時間の総量)のほうに価値があるのはフシギな感覚ですね。

あなたの感覚ではどうですか?

 

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  • この記事を書いた人

ぴろきち

ぴろきちです。大阪生まれで大阪育ち。関西人らしくないと薄々感じてましたが、どうやら血は大阪人じゃないようです。環境で大阪人になってもよさそうなのにね。 世界遺産めぐりが好きで特に遺跡に興味があります。他には神社や寺めぐりをして、御朱印集めをはじめてまもない状態。自分のルーツ・人のルーツをたどることが好きで、家系図づくりをしていますが、4世代より前へなかなか進めずにいます。肌が弱いので、タバコの煙が苦手。お酒もほぼ飲みません。 食べ過ぎたりもしたけれど、ぴろきちは元気です。

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