最近「見える化」という言葉をよく聞くようになったのですが、あなたの周りではいかがでしょうか?実際に検索エンジンで調べてみると、「見える化」をもじった名前のサービスがたくさんあるようです。
見えている課題を解決していく取り組みだけじゃなくて、見えてないところにある課題も見える化して、解決していきましょう。というメッセージではないでしょうか。
見える化しないといけない。つまりは、見えにくいところに課題が潜んでいるということですね。特に、業務がIT化されていくと、表面的なところにある情報よりも、見えないところにある情報にこそ価値があって、眠ってそうです。
ホームページを例にすると、問い合わせが来る・来ないの事象よりも、アクセス解析ツールを使うことになります。問い合わせが来ている理由・問い合わせが来ていない理由を数値にするほうが、ずっと課題がわかりやすくなります。見える化されるわけです。見えるようになることで、それまでよりも意識するし、気になりますから、解決しようという力が働きますね。すると成果もよりあがるようになり、企業としても、関わるスタッフとしても、やりがいや生きがいにつながっていきますね。見える化には大きな力がありそうです。
見える化しないまま、数値化できずのままでいると、見えている事象に対して、手探りで対応をしていくことになるのではないでしょうか。本質的な課題が見えない中で、手探りで対処をしていくのは、物理的にも心理的にもハードルが高くなりそうですね。暗い森の中を一歩一歩進んでいくようなイメージでしょうか。とても緊張するし、疲れてしまいそうです。チームそのものが疲弊することにもつながっていきますね。経営者としては避けたいことではないでしょうか。
今、焦点をあてて取り組んでおられる課題が、見えているから取り組んでいる課題なのだとしたら・・・?見えていない課題がないか、探ってみてはいかがでしょうか。光の当たっていないところに、もしかしたら大きなお宝が眠っていて、あなたに見つけてもらうのを待っているかもしれません。