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データの同期:その3 そもそも同期をとらない方法

パソコンを、ひとり複数台使う時代になっても、
「実際に扱っている情報データは、ひとまとめにしたい。」
なんて、結構みんなわがままなものです。

考えられる方法はいくつもあります。
順に書きながら検討してきましょう。
最後にウチが用いている方法を紹介します。

[ 同期をとる作業をなくす方法 ]

■ノートパソコン1台でがんばる

・メールチェックも、データ管理も、ノートパソコンを持ち歩いて、
一カ所で管理しましょう。わずらわしい同期作業からはもう解放です。

・会社と個人とのデータの場合、不向きな場合が多そうです。
会社では、持ち込みのパソコンが使えない場合がありますね。

・何より、持ち運べるノートパソコンである必要があります。

■ウェブ上にデータを残す ( オンライン・ストレージ )

・ファイルをネット上のディスクスペースに格納しておく方法です。

・参考となるものをいくつか紹介しておきます。
・Yahoo!ブリーフケース ( http://briefcase.yahoo.co.jp/ )
・デジタルトランクサービス ( http://www.digitaltrunk.net/ )
・InternetDisk Web ( http://www.idisk-just.com/ )

・提供されているサービスは、比較的高機能なモノが多いのですが、
現時点ではクライアントからウェブへのアクセス手段や操作性が悪く、
実用にはまだ少し時間がかかりそうです。

・簡単に言ってしまうと、使い勝手が悪いということになります。

・個人で使用する分には、ある程度耐えれるものが多く、
たまに役に立つと思いますので、興味のある方はどうぞ。

■ウェブサービスを自分で構築する( IMAP、FTPなど )

・メールやストレージ環境を自分で構築・提供してしまう。

・サーバ容量や価格に左右されにくく、比較的安価に構築できる。

・構築にはある程度の知識が必要となり、特にセキュリティ対策の意識が必要。

・データをサーバ環境内ですべて管理し、外部・内部問わず
アクセスできるようにしておく。

・電源のON/OFFは、最近の環境であれば外からでもできるので、
常に電源入れっぱなしなんてことにしなくてもOK!
→ただし、自宅でメールサーバをたてている場合は別(メールが届かない)

・上記同様に、ウェブアクセスは、操作性が悪いため、
本格的に稼働するには、まだ早いかもしれません。
あくまでも補助程度の稼働であれば、十分活用可能でしょう。

■外部ストレージを活用

・当方が行っている環境で、ポータブルHDD(外部ストレージ)を使用しています。

・複数のパソコンから、ひとつのフォルダを参照するように設定する。

・パソコンにあらかじめ設定しておけば、ストレージを抜き差しすることで、
どこででも自分の環境と最新のデータを用意できる。

・40GBのポータブルHDDを使用していますが、メールのみや小さなデータであれば、
USBメモリでも十分実用に耐えうる環境ができます。

・外出時にノートパソコンを持ち歩いている場合、
ストレージも持ち歩くことになり、そういった面ではデメリットがあります。

・外出中の利用時には、電源消費が激しく、供給元を探す必要があります。

・この2つの問題については、当方で今取り組み中で、
結果が出るまでに時間がかかりそうです。

・重要データのバックアップはもちろん必要です。一カ所で管理してはいけません。

・最後になりましたが、個人情報の持ち歩きには十分注意しましょう。
4月より施行される個人情報保護法により厳重に処罰される可能性があります。
上記のポータブルHDDについては、指紋認証により暗号化されています。

  • この記事を書いた人

ぴろきち

ぴろきちです。大阪生まれで大阪育ち。関西人らしくないと薄々感じてましたが、どうやら血は大阪人じゃないようです。環境で大阪人になってもよさそうなのにね。 世界遺産めぐりが好きで特に遺跡に興味があります。他には神社や寺めぐりをして、御朱印集めをはじめてまもない状態。自分のルーツ・人のルーツをたどることが好きで、家系図づくりをしていますが、4世代より前へなかなか進めずにいます。肌が弱いので、タバコの煙が苦手。お酒もほぼ飲みません。 食べ過ぎたりもしたけれど、ぴろきちは元気です。

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