投資信託にだまされるな!本当に正しい投信の使い方 竹川 美奈子 ダイヤモンド社 2007-04-06 |
投信の手数料は主に3種類
販売手数料:購入時にかかる
信託報酬:保有期間にずっとかかる
信託財産保留金:解約時にかかる(信託財産に戻される)
分配金をもらう回数・金額が多いほど投資効率は落ちる
投資の判断をするときには基準価額と分配金のどちらか一方を重視するのではなく、両方を総合的にみる必要があるのです。
本書では、保有中にかかる手数料率は1%以下が望ましいと考えます
(保有中にかかる手数料率=信託報酬)
日本の投信の手数料は米国と比較して、販売手数料が4割近く高く、信託報酬は2倍以上になっている。
遺産相続で相続税が課金される人は全体の5%程度
リターンには必ずリスクがついてくる
最新の投資理論では、アクティブファンドよりも、インデックスファンドの方が優れているとされています。
インデックスファンド選びはコストを最優先する
本書では、信託報酬が「年1%未満」の投信を選ぶことをおすすめします。
販売手数料も無料の投信がおすすめです(ノーロードといいます)。
「いま基準価額がいくらか」は投信を選ぶときの比較基準にはならないこと。
むしろその基準価額が「どう推移してきたのか」ということのほうが大事なのです。
おすすめの投信と販売会社
信託報酬は1%以下で、販売手数料がなるべく安くて、そして売買しやすいということを重視。
401k
個人の場合は、掛け金が全額所得から控除されるため、節税対策にもなります。
信託報酬や販売手数料の情報
モーニングスター
http://www.morningstar.co.jp/
投資信託協会
http://www.toushin.or.jp/