「あなたは毎晩死んでますね」~睡眠時無呼吸症候群の症状と検査~の投稿で、問題発覚から検査入院、そして自宅で機器装着をはじめたあたりまで書きました。
その後、検査入院時の結果が出るとのことだったので、1ヶ月後に診察にいってきたので続きを記録しておきます。
当分の間は、月1回程度の定期通院をすることになるのですが、再診1回目です。
永遠に通院するんじゃないかとも少し思っていて、不安はあるのですが、ひとまずは対処療法であれ、問題を改善させて、健康に近づけることに注力しているので、あまり気にせずにいます。
通院時には、自宅に持ち帰っている危機から「SDカード」を取り出して持っていきます。これに日々の何かが記録されている模様・・・。装着する器具から、睡眠時間程度かなあ、なんて思ってましたね。
検診入院時の結果
日本語と大阪弁以外は、「外国語」というくくりに入れてしまうボクですが、「何語で書かれてるのかわからないけどキレイなグラフ」を見せてもらいながら、当日の睡眠状態を説明してもらいました。わからないことは、細かく質問しました。検査費は安くなかったし、この資料はいただけるようなので理解しておきたいし。
「睡眠時無呼吸」はそもそも断続的に起きるものですが、
・CPAP機器装着ナシ時は、1時間あたり48回 (通常)
・CPAP機器装着アリ時は、1時間あたり1回
と大きく減少できたことが確認できてたようです。
酸素量の最低値は、
・CPAP機器装着ナシ時は、82% (あなたは死んでいます状態)
・CPAP機器装着アリ時は、92% (息苦しい状態)
に改善。酸素不足になる回数が激減していて、最低値が改善しているので、身体は休まっているようです。
脳波測定もして、レム睡眠をみてもらっていたのですが、ふだんの無呼吸時でも深く眠っていたとか・・・ボクってどんなやつなのでしょうか。改善はしているのですが、上のような劇的改善ではなかったです。
「こんな状態でも、脳は深く眠っておられるんですね」って医師もフシギがっていました。
経過報告
診察(こちらが話す)は少なめ。症状は明らかですからね。
代わりに、持参したSDカードのデータがもうグラフ化されていて、それを説明される時間でした。
検査入院でとった値通りに、「自宅でも毎日機能しているかどうかを診ること」がここでの診察となるようですね。
結論としては、1回目にしてはよく機能していますね、とのことで、改善ナシ。そのままの状態でまた継続しながら経過観察することになりました。
でもこのSDカードに驚き!
ボクが想像していたのは、「睡眠時間=機器の利用時間」程度だったのですが、ずいぶん異なりました。
睡眠時間は記録されているのですが、それ以外に、
呼吸状況、空気漏れなどの情報がとれているようです。
寝るときはこんな状態のマスクをつけて寝ています。鼻に圧力のある空気が送られてきます。酸素ではないです。神経質なボクですが、これは気にならず5分くらいで眠っているようですね。ボクは口があいてしまう癖があるようなので、タテにテープを貼ってます。これは少し気になる・・・。習慣なので、慣れていけばシール不要になるようです。
マスクをつけて、近くに機器をおくので、こんな感じで寝てるのがボクの毎日です。
*詳細は機器開発元のページをみるとイメージしやすいかもしれないです。リンクを紹介しておきますね。
いびきや息切れでお悩みのあなたへ ・・・帝人の在宅医療 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査・治療
http://www.teijin-pharma.co.jp/zaitakuiryou/cpap/cpap02_02.html
SDカードの値から説明をうけて、ボク自身が感じていること、感覚的な改善状況をきかれて、この日は終わりました。
次回はまた1ヶ月後です。
ボクの場合は、この症状に20年以上の蓄積があるので、これを続けてどれくらいで改善効果を感じるんだろう?と疑問に思いつつも、ヨメが静かに眠れているという実感を聞いたり、値が改善してることを見せてもらったりすることで安心を得つつ、どこかで一段落させて、根本治療へと向きを変えていきます。