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フリーランスで自宅に仕事部屋12年から、オフィスを借りた2ヶ月レポート

仕事で訪問していただくことがないため、これまでずっと自宅の一室で仕事をしてきました。振り返れば、もう12年が経過しています。子どもができて3年半になりますが、その間もずっと家で仕事していました。

今回、オフィスを借りまして、まだ2ヶ月経過ですが、経過とメリット・デメリットをまとめてみますね。似たような環境の方の参考になればいいな。

借りた理由は、子ども部屋問題などなどプライベートの理由なので、この投稿では詳細は省略しますね。(これからトミカ・プラレールがあの元仕事部屋を占めることになる気がしますが・・・。)

フリーランスで自宅に仕事部屋12年から、オフィスを借りた2ヶ月レポート(部屋から見える景色)

■これまで

仕事でこちらが訪問する方が良いことが多いため、お越しいただくオフィスが、機能的に不要でした。

 

ただ本当に時々ですが、お越しいただくことがあります。そのとき用の場所はカフェではなく、別で便利な立地にお借りしていまして、その方が自分でオフィスを持つよりも、よいおもてなしができます。なのでここでも自前でオフィスを持つ価値がほぼありません。

 

また、前に流行った「ノマド」型にほぼ近い環境で働けるため、PCさえあればどこでも仕事ができる状態にありました。でも・・・ノートパソコンでは画面が小さくて、本質的には仕事がしづらいんですよね。デスクトップモニタがある広いデスクも欲しい。集中して仕事をするときにはデスクトップが必要ですが、そのデスクトップはどこにあってもいいので、オフィスを持つ理由にはつながらないんです。

 

*机とPC環境は、以前こちらに投稿しました。

 

■働く環境を劇的に変えてみた/デスクまわり編
https://www.pirokichi.com/work/pcconditions2013/

 

■働く環境を劇的に変えてみた/パソコン買い換え編
https://www.pirokichi.com/work/pcconditions2013b/

そんなこんなと言い訳を出すことはたくさんできるのですが、必要性を感じないままだったので、自宅内の一室を仕事部屋にして、引きこもっていました。

子どもが少し育ってくると、仕事部屋へ乱入してきます。ボクの普段の取り組みは「考えて、まとめること」がほとんどで、集中することが必要です。でも長時間つづけて集中することは難しいので、ひざの上に座らせて遊びつつ(?)仕事していました。周囲の知人に聞いたところ「ありえない」がほとんどの返事だったので、これはボクの特性かもしれないですね。能率が落ちる感じはほとんどなかったです。

 

■借りることになり

仕事内容はあまり変わっていないので、来社いただくことは考えませんでした。

 

市内の中心部に出ることも考えましたが、そこは選択しませんでした。夜の外出を極端に減らしていることもあり、オフィスを借りつつも、その部屋に引きこもることを想定しました。

 

他には、クライアント訪問は車での移動が多いため、運動量が減っています。慢性的な運動不足を改善することも考えて、徒歩で通勤(?)することにしました。

 

こんなことから結果的に、家の近くに、小さな部屋を探すことにしました。

助けてくれたのはここの方。
ボクはこの会社の沿線に住んでます。

 

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最終的に借りたのは、徒歩10分ほどのところで1Rマンションの一室。

近隣は子育て世代が増えている地域で、ファミリー向けマンションが多く、1Rにあまり選択肢がなかったのですが、親身になって助けていただけました。

 

■借りてみて2ヶ月経って

クライアント訪問がある日も、まず朝はオフィスに行くようにしました。

はじめはオフィスへ行く時間がバラバラでしたが、やっとある程度のルールができて、サイクルも維持できています。朝起きて、だいたい1時間ほどで行くようになってますね。仕事道具は、家からほぼオフィスに持っていきまして、家では仕事がしづらい状態にしていきました。ノマド型からも卒業で、オフィスに荷物を置いてきています。家ではスマホか、ネット用ノートPCくらいですね。あ、こういったテキスト書いたりは家でもしてます。

 

 

■よかったこと(メリット)

これまで、時間ができたら「とりあえずPC前に座る」んだったのがなくなり、仕事を横において、他のことに時間を使うようになりました。一般的には、これを「メリハリ」っていうのかなあなんて思ってます。「PC前に座る=仕事してる(気分)」から開放された感じがあります。

 

意識したことがなかったのですが、環境を変えて線引きをしたことで、これまで1つだった「仕事時間とプライベート時間」との境界線までも2つにわかれました。

 

その結果として、家族との関わり方が大きく変わりました。オフィスに行かない日を決めて、そのルールを守るようにしていることで、関係が変わってきています。

ボク自身にメリットがあるのかはイマイチ実感なしですが、デメリットは感じないし、その上で家族との関係はよくなったと思います。子どもとの関わりがわかりやすいですね。「いない=仕事、いる=遊ぶ」といった感じで。ボクもある程度のこの感覚になっているので、前より気が楽かな。

 

 

■困ったこと(デメリット)

家用とオフィス用と、2つ用意しなきゃいけないモノが予想外に多かったことです。大まかには計画たてて準備していましたが、細かいもので足りないものがまだありますね。こないだ買ったのは、爪切りとか。

2セットずつそろえていくことになりますが、モノがたくさんある状態をボクは好まないので、オフィスにモノが増えていくのがあまりうれしくないですね。ゴチャゴチャはしていませんが、もっとモノが少ない状態をイメージしていました。

 

他には「1つしかない」モノなのに、家にもオフィスにも置いておきたいモノ。

仕事カバンはオフィスに置いているので、その中身は実際に見に行かないと確認できません。大半はスキャンするなどしてデジタル化していますが、タイミングがズレることがあって、そういう時に限って、さっきのメモを確認する必要が出てきたり。

ここは業務フローの改善中になるのかな。「ちょっとオフィスいってくるわ」が時々あるなあ。

 

これまでその作業は、帰宅後すぐにしていました。でもオフィスに寄らずに帰宅すると、手元に紙はあるけどスキャン(デジタル化)していない。オフィスに寄って帰ると、なんだかんだと遅くなるし、翌日の手荷物を減らそうとして、荷物だけオフィスに置いて来たりするんですよね。この辺りに少し気になることが残っています。

 

 

■2ヶ月まとめ

今のところ、家族に対してよい影響を与えているようです。きっと「メリハリ」です。これまでだと、「いつが仕事中で、いつが仕事じゃないのか」がわかりにくかったのが、「家にいるときは仕事じゃないはず」に変わったことで、周りからの接し方に変化が起きました。

 

ボク自身の生き方では、メリットもデメリットもあまり感じていないのですが、周りによい影響を与えられていることが、最大のメリットかもしれません。今後、家の近くから離れることはあるかなあ、想像つかないなあ。

 

環境が与える影響を感じています。また感覚が変わったらまとめ直してみますね。
ちなみに場所はヒミツです。

  • この記事を書いた人

ぴろきち

ぴろきちです。大阪生まれで大阪育ち。関西人らしくないと薄々感じてましたが、どうやら血は大阪人じゃないようです。環境で大阪人になってもよさそうなのにね。 世界遺産めぐりが好きで特に遺跡に興味があります。他には神社や寺めぐりをして、御朱印集めをはじめてまもない状態。自分のルーツ・人のルーツをたどることが好きで、家系図づくりをしていますが、4世代より前へなかなか進めずにいます。肌が弱いので、タバコの煙が苦手。お酒もほぼ飲みません。 食べ過ぎたりもしたけれど、ぴろきちは元気です。

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