「運命」とは何か。
いつも貴重な視点をいただく人からこう教わりました。
「運命」とは、漢字にある通り、「命」の「運」び方。
自らをどこへ運んでいくかが運命を決める。
つまりは、運命を決めるのは、自分自身の主体的な行動だ、とボクは解釈しました。
「運命」と「宿命」は明確に異なり、運命は自ら決めることができるんですね。
なるほどなるほど。
としばらく感じていました。
年月がずいぶん経過して・・・、
別の見方があるのでは・・・と思いました。
「運命」の2つ目の意味です。
「運命」はたしかに命の運び方なのですが、これは自分視点の話。
ボクがハッと思ったのは、他者視点で「運命」って使えないのかなって。
「自らをどこへ運んでいくかが運命を決める」のと同じように
他者(命)が運んできてくれる運命もあるのかなと。
他者も自らの運命を決めている。
言い換えれば、運んできてくれる命のことも「運命」って言えるのかな。
命を運んだ先には接点があり、そこには出会いがありますね。
ということは・・・
どの出会いに運がひそんでいるかわからない。
すべての出会いに運があるのなら、
運がないのは自分のせいなのかもしれないですね。
やっぱりはじめに戻って
自らをどこへ運んでいくかが運命を決める。
のかな?