強みって、弱みにもなるんですね。この盲点を知っておくことは、とても重要です。
得意なこと、好きなこと、打ち込めること、人の役に立つこと。
こういったことをわかって日々を過ごしていると、あなたの強みを使って生きることになります。行動しやすく、成果がでやすく、それもよい成果が。すると、結果うんぬんではなく、日々を充実しながら過ごすことができます。
ただ・・・
はじめのうちは不慣れなこともあって、意識しながら強みを使っていきます。慣れていくと、意識しなくても当たり前のように、「それ」を使うようになります。この辺りからが注意時期です。
「強みを使えばよい成果が出る」と思い込んでしまうようになってしまうと、常に自分自身が正しいと解釈してしまうため、いつでもどこでも「それ」を通そうとしてしまいます。
強みを使っていくのは間違いではないのですが、当たり前のように使っているなら、次の可能性にも目を向けていいんですよね。それなのに、「それ」の殻に閉じこもってしまうことが、次の可能性を塞いでしまいます。長い目でみると、自分の可能性を塞いでしまう「弱みにもなってしまう」ことにつながりませんか。
強みだったはずが、弱みになってしまう日がきてしまう。はじめは気にしなくてもよかったはずが、次の問題をうみだすきっかけになるのは、あなたが成長した証ですね。
この対策として、知っておきたいことはひとつ。
「どれだけ考えて、調べて、取り組んでも、ひとりでは盲点がある」
盲点に気づくのはひとりでは難しいですね。すると、周りに相談できる人、協力してもらえる人がどれだけいるか、そして、あなた自身がそういった存在にどれだけなっているかにつながるかなと感じます。