通ってる幼稚園では、夏休みに入る前に盆踊り大会を行います。
これを皮切りに、夏をスタートしようという思いがあるそうで、たしかに近隣で1番はじめの盆踊りです。
バス通園の幼稚園まで、今回は自転車で行くことにしました。
チョキを後ろに乗せて。
盆踊りが終わった帰り道、空にお月さまが見えました。
でも雲にすぐ隠れてしまったり、また出てきたりといった様子。
チョキはそれをずっと見ていて、ボクに話しかけてきました。
「お父さん、お月さまが見えるよ」
「お、そうか。どこに見えるの」
「上のほうにあるよ、ほらほら」
「ほんまやな。手が届くかな?」
「んーーー、届かないなあ」
「どうやったら届くかな?」
「大きくなったら届くわ」
「そっか。お父さん、(自転車を)運転してるからわからないんだけど、お月さまはどんな形してるの」
「そうだねえ、地球のようだね」
「(えっ!?)」
それからしばらく雑談をチョキとしながら、考えこんでいました。
4歳児が「地球のよう」って使う言葉なんだろうか。
とても意味深だなって感じた夜になりました。
そして月にもう少し興味を持つようになりました。
チョキはチョキで、とても楽しい時間を過ごせたようです。
*登場しませんでしたが、お母さんも行きましたよ