ぴろきちコラム

好きなことを仕事にする前に考えるたった1つのこと

「好きなことを仕事に」は最近よく聞く言葉ではあります。

ボク自身、何度も考えてきたフレーズではあるのですが、あらためて考えてみることにします。

 

「好きなことを仕事に」で失敗してしまいがちなのが、「お客様がいなくなって続かなくなってしまう」ことです。ほとんどがこうだと言いきれます。

これはもっともな話で、お客様ニーズを優先せずに、自分のやりたいことを突き詰めていくわけですから、いなくなる可能性は仕事をはじめる前からあります。「お客様がいなくなる」とは、買い手がいなくなるわけです。それがどの地点で発生するかは様々で、うまくいく可能性ももちろんあります。うまくいくのは、芸術家のようなイメージをボクは持っています。

うまくいかない理屈は、顧客ニーズよりも先に、自分ニーズを優先しているからです。売り込み優先になってしまうから。はじめのうちは、“お試し価格”などで人がいるかもしれませんが、正規の価格に変えて続けていくうちに、だんだんお客様離れが進んでしまう原因になります。

もちろん売っている本人も自覚が出てくるので、お客様ニーズに寄りそうよう仕事を変えていきます。しかしながら、その仕事は「元々やりたかった仕事とは、大切なところが異なる」ので、だんだん好きではなくなっていきます。最後には好きなことまで嫌いになってしまうリスクまでついてきます。

 

では、そうならないようにはどうすればいいか、を考えてみました。次のような問いかけを、自分自身にし続けることで回避できないだろうか?が今の結論です。

好きなことを仕事にする生き方が「自分らしい生き方かどうか?」

悩んでおられる方は、この質問をつづけてみましょう。

 

そういう働き方をするのが自分らしいのか。それとも、仕事は異なるもので週末だけやりつづけるのが自分らしいのか。完全に趣味の領域でやるくらいが自分らしいのか。

これらには正解はありません。人の数だけ正解があるようで、人の数だけ正解はないものです。

 

ボクの場合は・・・と書いてみたいところですが、長くなりそうなのでこの辺で1度終えておくことにします。

  • この記事を書いた人

ぴろきち

ぴろきちです。大阪生まれで大阪育ち。関西人らしくないと薄々感じてましたが、どうやら血は大阪人じゃないようです。環境で大阪人になってもよさそうなのにね。 世界遺産めぐりが好きで特に遺跡に興味があります。他には神社や寺めぐりをして、御朱印集めをはじめてまもない状態。自分のルーツ・人のルーツをたどることが好きで、家系図づくりをしていますが、4世代より前へなかなか進めずにいます。肌が弱いので、タバコの煙が苦手。お酒もほぼ飲みません。 食べ過ぎたりもしたけれど、ぴろきちは元気です。

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