土曜日の夕方の公園。たくさんの子どもたちの集まり場になってる。公園はいつまでたっても重要な役目を持っているようだ。
その中でもひと組の男の子たちがサッカーボールで遊んでいたところ、木の上にボールが、、、引っかかった!!!
大人のボクからみても、これは相当取りにくそうに見える。
慌てた彼らは、石を投げたり、木に登ろうとしたり、何とか落とそうとしたが難しそう。
ふいに、近くで遊んでいた他の女の子たちのボールを取って、投げ始めた。しばらくして、そのボールまで木の上に引っかかった。。。
ペットボトルに水を入れて投げたり、何とか工夫をしていたが、1番の原因になった男の子が諦めて座りだした。考えているようには、ボクには見えない。諦めたように見える。はじめのボールは、偶然引っかかったのではなく、引っかかってほしいかのように遊んでいたのにだ。
すると、、、
取られたボールが引っかかった女の子のグループが動いた。
少し高さのある木たが、自転車で台をつくって、登ろうというのだ。ちょっと危ない気がするが、止めるほどではなさそうに感じた。
そこから少し時間はかかったものの、無事に2つのボールを落とすことができた。勇気ある女の子が勝ちとった成果だ。きっかけになった男の子は、力なく、だけど「ありがとう」といっていた。
時代を感じた。
こんなところにもヒントは引っかかっていた。