このところ、不安があって元気な時間が減っていました。
不安にもいろいろありますが、解消方法にもいろいろあるので、ボクなりの最近の不安解消法について書いてみますね。
そもそも不安はどこからきているのか
不安になるようなことに心当たりがなくって、原因が何なのかよくわからずにいました。漠然とした不安です。モヤモヤしている期間はけっこう長くて、日常に影響がでていました。でも、原因がわからなくて不安になるってどういうことなんでしょうね。
辞書で調べると「不安」とは、次のような表現になるようです。
気がかりで落ち着かないこと。心配なこと。
でも何が気になっているのか自分でわからないし、心配なことといっても心当たりが特別あるわけじゃない。仕事はそれなりに順調で、やりがいだってある。気がかりなことはあるけれど、ひとつひとつ向き合って解決している過程だから、それで落ち着かないわけでもない。
不安とは何か
辞書から離れて、「不安」とは何か、考えてみます。
不安は、カタチやモノで触れることができるか?
NO、触れない。
不安は、見えるか?
NO、見えない。
不安は、大きさがあるか?
うーん、大きな不安・小さな不安。YESかな。
不安は、自分だけか、他にも不安な人はいるか?
YES、自分だけだと思う。
カタチがなく触れることができなくて、見えない。大きさはわからず、自分だけのもの。がボクの不安になるようです。あなたも同じだったりする点はありますか?
これの解決法
自分だけのもので、
大きさはわからず、
カタチがなく触れることができなくて、見えない。
という状態なので、これを解決していけばいいと考えました。
・自分だけのもの=今のところ、自分だけが知っているので、自分が解決できる。だれかに伝えれば、だれかが解決してくれることも期待できる。
・大きさがわからない=次の問いを自分になげかける「大きさがわかるようにする方法には、どんな取り組みがあるか?」
・カタチがなく触れれず見えない=見えるようにすれば、どれかがわかるようになる
3点から、まずは書きだしてみました。
箇条書きもアリですが、今回はマインドマップ式で書きだしてみました。パソコンでマインドマップをすることが多いのですが、今回は紙に手書きで。
*見せれないので写真なしです
仕事のこと、終わった仕事、終わりそうなもの、進行中のもの、制作中のもの、提案中のもの、これからのものなどなど。
プライベートのこと、家族のこと、レジャー、買いもの、自分のこと、お金のこと、心のこと、健康のことなどなど。
全部書きだしたら、「漠然と不安」になっていた原因がわかりました。
一目瞭然!あー!そういうことかーーー!
原因は、「やることの種類が多すぎる」でした。全体量は決して多くないし、徹夜でやらなければ~なんて状況ではないんです。でも種類が圧倒的に多いし、ひとつひとつを解決できていないから、ずっと考えているようになっていました。種類が多いと、頭を何度もスイッチする必要が出てきます。1つ1つが解決しているならいいのですが、宙ぶらりんのものが多く、完了できないことばかり。
こういう状況になると、何度も頭をスイッチする必要がでてくるのですが、スイッチってかなりの負担になるんです。
タスクを切り替えるのに必要な時間の目安は、1回あたりおよそ30分
という説があります。ボク自身、これをけっこう信じています。
スイッチが多いと、切り替える度に仕事が停滞して、ものごとが進まない。何度も切り替える必要があるのは、抱えている種類が多いせい、といった状況につながります。ボクの仕事の多くは、考えることなので、頭の中がいっぱいになってしまうと、スムーズにものごとが進みません。今回は頭の中をすべて書きだしてしまうことで、原因を見つけました。
ここからは、今あるすべてを同時進行で取り組むのをやめて、それぞれに優先順位と期限とをつけます。取り組みがわかるようにもしておきます。未来のボクのために、今のボクができることですね。それから、同時に抱えるのを3つまでに減らしてしまいます。同時に進めていくことができそうな数にしてしまうことで、他のことにも意識を向けたり、チェックしたりするゆとりが出てきますね。
仕事で新しいことに取り組んでいること、家のレイアウトを大きく入れ換えようとしていること、それと増え気味のこれまでの仕事のこと、さらに自らタスクを重ねようとしていることなどなど。うん、どう考えても溢れてますね!
もし同じような状況を抱えてしまっていたら、1度書きだしてみて、頭の中を空っぽにしてみてはどうでしょうか?そのときは、パソコンでなく、紙に書き出すのをオススメしますよ。
スッキリしたのでボクなりの解決法をまとめておきました。