PS VRが届いて、かれこれ5時間は試したので、今の時点でのメリット・デメリットをレビューとして書いておこうかな。
先にダメなところから。けっこうあります。
デメリット・ダメなところ・改善に期待したいところ
とりあえず、酔います。信じられないくらい酔います。
もしかしたら、USJのバックトゥザフューチャーで酔った方がいたら、PS-VRは10秒で酔います(友だち談)。ボクはアトラクション好きなので、相当自信があったのですが、それでも1分くらいしたら頭がクラクラしてきまして、しばらく気分が悪くなってしまいました。そんなわけで、とりあえず酔います。
酔ってから2時間くらい続けてVRのアプリやゲームをやって、1時間くらい休憩してから、また3時間くらいやりました。でもその日は終日気分が悪かったです。
次に、蒸れます。少しね。
でもVRヘッドセットは、頭に密着させるので、少しでも蒸れたらそれがスッとするタイミングがありません。外すしかないですね。これは長時間利用に耐えられない理由のひとつ。
次に重さ。やや重たいかもくらい。
短時間なら気にならないが、1-2時間かぶったままになっていると、首がややしんどくなってきます。でも重たさを感じることはほぼないです。終わってから感じるものなので・・・。
他のことは一切できない。
VR中は視界を100%とられてしまいます。他のことは一切できません。キーボードの入力はもちろんのこと(いやこれはがんばればできるし、ボクはできたけど、基本的にムリ)、お茶を飲むのは絶対にNGです。そもそも手の届くところにモノを置いてはいけない。周りが一切見えないので、だれか近づいてきてもわかりません(脅かそうと近づいたらとても危ないです)
主観ばかりになって単調になる
バーチャルリアリティなので当たり前なんでしょうけど、視点が自分視点・主観になります。でも他の何かをしても、いつも主観。主観ばかりで単調になってしまいがちで、変化をつけていくのが難しいかも。
ソフトの数が少ない
VRヘッドセットが普及してないこともあり、ゲーム数があまり出ていません。すごく少ない。せっかくVRを手に入れても、遊ぶものがない残念な現実。今回の新型VRが普及してくれることに期待です。
画質が悪い(ものがある)
ときどき画質の悪さが目立つものがあります。専門用語でいえば、VGAになるんですが、気づかなかったときは、メガネが外れたのかな?とか、ボクのピントがズレたのかな?とか慌てました。画質が悪いものがありますね。
ホラー、やばい
ホラーの体験版をやったのですが怖すぎる・・・。そもそもホラーはムリなのにやったのは失敗だったかもしれないです。とにかく怖すぎる。でも・・・?よく考えてみると、脅かしてるだけかもしれない。本当の怖さには遠いかもしれない。とか言いながら、もう数日で「バイオハザード:グロテスク版」が届くのですが、これ、VRでできるかなー、ちびりそうだなー
メリット、いいところ、これすごい!
かつてない体験!
言葉では説明できない体験が待ってました!ファミコン時代からずっと続いてきた画質の変化や飛び出す3Dとはまったく異なる世界観がVRにはあります。まだ体験していない方、特にビジネスパーソンなら体験しないと損してるかも。
カーレースで脇見運転したりできるし、フライトシミュレーターで正面以外の敵を視線で追いかけていくこともできる。360度みえることで体験が大きく変わります。これは本当にすごい。新しい体験ができるだけでなくて、これからどういう方向に進んでいくのかが実感できますね。
視界いっぱいに広がる!
VRヘッドセットをつけると、視界がすべてVRになります。右も左も、上も下も画面があるので、視界の拡がりがすごい!
これまでだと、どうやってもモニター画面にうつる正面しか、視界になかったし、画面までに距離もあった。でも、VRだと視界いっぱいに画面が映っていて、それもすぐ目の前に映る。これも実際に体験した人にしか伝わらない気がしますが、本当にすぐ目の前にいるかのような感じです!
と、メリットは数をあまりあげれずなんですが、実際に体験する価値はホントありますね。
実体験を超えることはないでしょうが、テクノロジーが変える体験を感じることができる、貴重な技術ですね。未来の話だと思ってたのがいつのまにかすぐそこにあった、という感じです。
もう数日で届く予定の「バイオハザード」はVRでやってみる予定ですが、どんな体験になるのか楽しみです。絶対に怖すぎるのですが、怖すぎたらもしかしたらモニターでやりますが・・・。ああ、届いてすぐにゲームできるかな、できたらいいな。