ありがたいことにお客様からのご依頼であふれている状況が続いていまして、仕事の処理が追いついていません。
でもひとつひとつきちんと仕事していきたい、と考えると労働時間がじわじわ増えていっています。どうやったら減らしていけるのか、それを考える時間をとることが難しくなってきたので、そろそろ何とかしなくちゃ。
で、顧問先帰りで帰りが夜になった日があって、いつもなら外食するか、隠れ家オフィスに引きこもるかするんですけど、この日は「もう家に帰ろう」と思ってスーパーで買いもの。といっても、遅い時間だからなんも売ってません。
ボクは相当疲れて混乱してたんだと思うんですけど、「たこせん」を買って帰りました。
「お父さんおかえりー」
「あれ、まだ起きてたんか」
「何買ってきたん?」
「ん、晩ごはん」
「何食べるん?」
「だから晩ごはん」
「だから何」
「何でもいいやん。もう寝る時間やろ、おやすみ」
「おやすみなさい」
・・・
で顔洗って、着替えて、たこせんでも食べるかーと思ってたら、何やら視線を感じるような・・・。ガラスのあるドアからのぞいてるチョキ。丸見えなんですけど・・・。
「自分、何してるん」
「ちゃんと晩ごはん食べれるのかなー?って思って」
「食べれるからいいよ」
「何食べるん」
「だからこれ」
「うわ、たこせんやん!!!!!」
「せや」
「これ、おやつやろ?」
「違う。晩ごはん」
「お父さんこんなんばっかり食べてるからデブなんやで」
「ほっとけ」
「これひとりで全部食べるの?」
「わからない」
「ひとりで全部食べたら健康に悪いよ」
「そうやな」
「オレが明日食べたるから残しとき」
「(最初からそれが言いたかったんやろ)」
「それじゃおやすみなさい」
「おやすみなさい」