「お父さん、いつもありがとう、これあげるね」
「うん、ありがとう。これなに?」
「お父さんはー、いつもがんばってるからー、これ使ったらいいよ!」
「そうか、これって何回でも使えるの?」
「そうだよ、好きなだけ使えるよ」
「お父さんは暑がりだから、風呂上がりは涼しくしたいんだけど、その時はこれを使えばいいのかな」
「そんな時は、風あびせけんを使うといいよ、涼しくなれるよ!」
「つきあいけんは、11年使えるって書いてるねんけど、11年たったときも付き合ってくれるの?」
「18才のときも付き合ってあげるよ!」
「なんでもけんは、何回でも使えるみたいだけど、こればっかり使ったらいいんじゃないの?」
「そんなことしないで、上のトーレニングけんから順に使おうね!」
「わかった、ありがとう」
「お父さんは、ホントいつもがんばっててえらいねぇー」
「それお母さんが言うてたん?」
「ううん、ボクがいつも見て思ってるんだよ」
「(深い話やで)」