テレビをつけてたら、北朝鮮の拉致被害者 蓮池薫さんが出ていました。20数年前に拉致された場所でのインタビューを決行。テレビはえらい思い切ったなぁ、って考えながらみました。
ボクだったら、このインタビューに応じるだろうか?もうそっとしといれくれよ、ヒットマンに狙われるかもしれないんだし、って思わないだろうか。もっとも蓮池さんは、大々的に公表はできないが、政府にはすべて話したということだったので、そういう心配はないのかな。
あまり長いインタビューではなかったんですが、印象に残ったのは「まだ拉致されて、北朝鮮に残っている人がいる」っていう話。日本にいてもやることやってるんだぞ、とを伝えたいってことで本を書いたって話。あ、この本の宣伝だったのか・・・と思ったけど、読みたくなった。
ボクの中ではもう忘れかけになっていた拉致関係のニュースなわけですが、蓮池さんが拉致されたとき、日本列島が徐々に遠くなっていくのをみていた話を聞いて、感慨深いものがありましたね。
さて、自分だったら、帰国した後も帰国した拉致被害者として、求められる役割を果たしていけるだろうか?果たすべき役割を果たせるだろうか?いやぁ、できないんじゃないかなぁ・・・と思うのは、ボクが第三者だからだろうか。早く当事者から第三者になってしまいたい、って思ってしまうと思うんだけど・・・。