毎年この年末の名物になったM-1グランプリ2009ですが、観てる人がかなり増えたようですね。twitterをみてると、様子がよくわかって視聴率の裏付けにもなる気がしたし、すごい時代になりましたね。
ボクの予備知識は、はじめに番組で3つのグループに分けて説明があった通りの理解しかなくて、何組かは聞いたこともないし、何組かは期待してないし、、、みたいな棲み分けでした。
決勝8組の内容って、これまでと比べるとバラツキが小さくて、レベルが高かった気がするなぁ。いつも600点以下の人が続出だったように思えるし、感覚としても600点以下を付けたくなる組が少なかった気が。これで決勝に残れた、って落ちた組はどんなレベルだったんだろ・・・・と思えるようなものあったけれど。トーナメントで勝ち上がってくるってのはこういうことなんだろうしね。点数の通りで、笑い飯に爆笑。個人的には、1位と2位の開きがかなり開いてたんじゃないかな。
けど、それに対して、決勝3組のネタのレベルが低かった気が・・・。NON STYLEはイマイチ乗り切れてなかった気がするし、パンクブーブーはネタは濃くておもしろいんだけど、こっちが乗りにくいところがあって、笑い飯はあれはないわ・・・。
NON STYLEは敗者復活だったわけですが、敗者復活組ってこれまでの場の空気を知らないので、勢いで行けるってとこがあると思ってるんですが、今回は「場」が暖まってたのでやりにくかったところはあったと思いますね。笑い飯の最後のネタは、どうもずっと昔からやってるネタらしくて、集大成として自分たちが好きなネタを持ってきたようです。笑い飯らしいといえばらしいんだろけど、プロの芸人としてみるならちょっと勘違いしてしまったんじゃないか、って気も。優勝を狙ったとは思えなくて。いつもの4分の中に、ネタ2つっていう構成だったし。これじゃ優勝させられないよなぁ。
いつもこのネタを書いてる気がするんだけど、審査員の面々に問題がありそうな気が・・・。一番を決めるんだから、審査員も一番じゃなきゃねぇ。知事は一線から降りたんだからゲスト席じゃないと芸人さんに申し訳ないでしょ。一線を判断できる人を吉本系以外も含めて7人集めるのってとても大変なことなんでしょうか。いつも巨人さんが、稽古の量をほめる審査員キャラになってきてるところに、とてもニヤニヤしてしまいます。
最後の最後に大会委員長ってことで、島田紳助さんがパンクブーブーの優勝をたたえつつも、最後に笑い飯の話をした。あれってパンクブーブーに失礼すぎない?笑い飯の1つ目のネタがおもしろすぎただけに、決勝のネタが残念だったんだろうけど、優勝者への敬意がなさすぎるって思えたなぁ。
それにしても、新しく勝ち上がった人も、これまでよりもレベルが高かった気がするので、来年も期待したいところ。関係ないけど、車修理の会社のCMにでる芸人さんがパンクブーブーって微妙な名前ですよね。。。何はともあれ、パンクブーブー!おめでとう!