2011/01/08(土)に、兵庫県立大学神戸キャンパスで開催された第2回関西アンカンファレンスに参加してきましたので、遅れ気味ですがエントリを書いておきますね。
twitterをみていたら、「昨年すぐ埋まったイベント」という情報が流れていたので、よくわからずに申し込みました。参加者120人のうち、知ってるのが数人しかいないのと、朝早くから日が沈む頃まで目いっぱい時間を使うイベントだったので、色々と不安でした。だけどボクには珍しく、そんな予備知識は一切なく、何だかわからないままで参加してきました。というわけですので、初参加でした。
詳細は告知ページをみてください。
そもそも「アンカンファレンス」というコトバをはじめて聞きました。調べてみると、「あらかじめどういう発表があるのかわからないけど、集まった人の中から行き当たりばったり的に発表してみましょう!」といったもの。ネタを持ち寄って発表する、というイメージでしょうか。テーマが「WEBとIT」とだけ事前に決まっているので、ここから外れなければ良いだけです。事前に準備してこられる方も、もちろんおられました。
当日発表する人が、ホワイトボードに付箋にタイトルと名前を書いて貼っていきます。この時点でだれが何を話すのか、がわかります。会場が2つありますので、自分の興味のあるほうを選んで入室する、という流れです。朝の時点では、夕方の発表はまだ決まっていませんでした。
1つの発表につき15分、という限られた時間で発表がつづきますが、それぞれためになるネタです。8時間も聞くなんて耐えられない!と思っていたのですが、あれよあれよといつの間にか最後のプレゼンになり、懇親会へ突入しました。
アンカンファレンス形式で行えば、「私も発表してみたい」という人が出てきますし、関西という地場の掘り起こしにつながると感じました。
ボクの印象で、参加者は半数以上がプログラマ等の技術者、3割がWEBデザイナ、残りがその他。ボクはその他に入りますが、プログラマ・デザイナの職人タイプは、だれもが自分だけのネタを持っています。だれもが前に立てるはずなのですが、普段そういった機会はあまりないと思うんです。
どんな内容でも、発表してみることでわかることは多いです。やってみることで、見えてくるものがある。そういう貴重な経験ができるイベントなんだと思います。普段の業務の中で、発表する機会が少ない方にこそ、参加してほしいイベントですね。ボク自身は発表しませんでしたが、発表した方々とお会いできて、その後の懇親会でも情報のやりとりをさせていただけたのがよかった点でした。
最後にひとつ気になったこと。参加する側は、ホワイトボードに貼られた付箋の「タイトルだけ」でどっちの会場に入るかを選択しています。ですので発表される方は、タイトルの付け方にもう少しこだわってほしかったな、と思いました。テーマさえ合っていれば釣りのタイトルでも何でもアリなんですが、具体的なほうが、よりいいかもしれませんね。
次回も行われるであろう関西アンカンファレンスに期待すると同時に、こういった機会を提供していただけた運営スタッフのみなさま、当日プレゼン発表されたみなさま、発表しやすい雰囲気をつくった参加者のみなさまに感謝です。ありがとうございました。