大切な方が亡くなりました。
きちんと時間をとってお別れしてきたのですが、なんだか実感がわきません。亡くなって、きちんとお別れした方にこういう表現はよくない気もしますが、感覚のことなのでウソは付けませんし。元々病弱で、ぜんそく持ちな方だったので、ボクが物心ついた頃からクチに呼吸器をあててたような気がします。高熱が出て入院したのが悪化してのことでしたが、親から聞いていなかったので、亡くなった連絡をもらったときは本当にびっくりしました。今でも信じられずにいます。
ボクにとってとても身近な方で、小さい頃からとてもかわいがってもらった人。ウチの両親と、おっちゃんおばちゃんはとっても仲がよくて、4人でよく旅行に行くような関係でした。必然的にその子どもであるボクもかわいがられやすいし、本当にとても身近な存在でした。
おっちゃんは家電にとても強い人でした。家に遊びにいくと、いつも新型のテレビがあったような気がするし、ビデオだってずっと早くにあった。ホームビデオだって、いち早く持ってたし、すごく早くから結婚式で撮影してたように記憶しています。ボクとヨメの結婚式にも撮影してもらったビデオも、なんべんも再生し直してもらったようで、編集したものをもらえました。ホントにありがたいことで、感謝の表現のしようがありません。ウチの親は家電にものすごく疎いこともあって、ビデオデッキを買ってもらうだけのことが周りと比べてものすごく遅かったし、おっちゃんをみて、あこがれをボクが感じていたことが、今の仕事につながっているのかもしれませんね、おっちゃん。
ボクがこのところこだわっているのは整理整頓ですが、昔のビデオがでてきました。再生するデッキは奥に閉まってあるので、そのとき中身は観れませんでしたが、ボクが小6の頃、親戚一同20人くらいで松茸狩りにいったときのビデオだと思います。このビデオはボクしか持っていないものだと思うので、これをお返ししようと思います。人生は本当に短いですね。