長いこと休んでいたアトピーの治療をもう一度がんばってみることにしました。はり治療と、食生活の改善です。鍼灸師の松野さん ( @89matsuno )とTwitterでやりとりしたことがきっかけでした。
昨年の夏頃、ステロイドから脱出できそうな状態まで改善できていたのですが、いろんな理由でまた元通り悪化してきていたので、どうしたものかなと考えていたのも理由でした。
ボクが人生においていつも考えていることは、「かゆいかどうかだけ」といっても過言ではないくらい「かゆみ」と戦っています。これだけで無意識に考えることのほとんどを消費しているといってもよさそうです。
汗をかくと必ずかゆい、暑いはかゆい、人混みだと暑いのでかゆい、緊張してもかゆいし、ストレスもかゆい。もちろん、かゆいもかゆい。さらに連鎖して、だれかが汗かいてたり、暑がってたりしても、ボクはかゆいです。目の前でかかれると、連鎖反応でかゆくなります。1年間365日のうち、だいたい365日くらいはかゆいかどうかを考えていますね。
適度に塗り薬を使っている状態で、飲み薬はまったく飲んでいないし、重度ではないでしょうし、入院することもないです。けど、見た目よりも、かゆみと戦ってる度合いでは重症だとおもってますね。
こういう考えなので、「アトピーが治る」なんてハタチの頃から思ったことがなくて、ボクについてくる「ひとつの個性」だと考えているんですね。切っても切り離せない関係で、どう付き合うかかなと。今回の治療でよくなるなんて思えているわけじゃないんですが、ご縁をここ数年、強く感じてきていることだし、これに乗って、できる範囲でやってみるかーってところです。一定レベルまでよくなることはわかってたりしますが。
というわけで、決めたら即行動!ムリに予約を入れもらって、住吉区にある「はり・きゅう経絡ケア」へ、まず行ってきました。アトピーが治るとも思ってないし、鍼は学生時代にやったとき効かなかったし・・・と思ってますが、松野さんは信頼しているので、できることをやってみるつもりですね。
食生活を改善する指導と、はり治療とをうけたのですが、当日にさっそく効果が出てました。ヨメがボクの肌の調子をみて、調子がよさそうだと言ってましたし、ボク自身もかゆいと思わなかったですね。暑いと感じなくなった、のほうが正しい表現かも。ボクの人生は、とにかく暑いんです。いえ、人生は熱いんだけど。
暑いがかゆいにつながらなくなったような気がします。
ボクは思い込みが激しいし、おだてらると調子に乗るので、プラシーボ効果は絶大だと思いますが、それでもこの数日、調子がよいです。ボク自身がいかに勘違いした状態で続けることができるかも、見えない課題でしょうね。
教わった食生活のことは、半分くらいは知っていたことだったんですが、このところほぼ実行していなかったので、もう一度見つめ直すきっかけになると思います。そこから先、どこまで調子がいい状態までいけるかが課題でしょうね。調子がいい状態にもっていくのに、どれだけの対価を払わなければならないか、という費用対効果ですからね。
食生活を見直すことにしたので、残念ながら食事だけのお誘いは当面控えるつもりです。特にしばらくは調子を切り替える段階でもあるので、そうしないと意味がなさそうに思いますね。ガマンしてるレベルはかなり高いし。
ボクって、食べるために生きてるようなもんなのに、食事制限って、いったい何のために生きてるのかを考えなおさねばっ!うまくいくといいなー