コトバを考えるシリーズ。第2回目は「泣く」。
泣く機会がありました。
映画をみて泣くなんて、いつ以来だろう?
あのとき泣いたかどうかはもう忘れてしまったけど、同じように感情を打ったのは映画「LEON」だった。どちらも共通している点は「映画館で」。映画館で泣いてしまうなんて、よっぽどのことだと思ってるんですよね。今回はそんなよっぽどのことから始まって、考えてみます。
観に行ったのは2回目だったんですが、前回はレディと観に行ったこともあって、ちょっと緊張してたのかも。そのときも、かなりうるうるしてましたが・・・。それよりは、1回目に見たとき、深く感じたことがあったけど、それをうまく消化できなかったのでもう1度観に行きました。そういやLEONのときもレディだったような・・・そうだった、あの子だ!後日フラレたし!
2回目にみて泣いたシーンは、特に周りのだれも泣いてないシーンでした。なので恥ずかしかったんですが、場面が変わってもずーーーっと涙が溢れてきて、大変でした。ボクの中で何が起きていたかは、わかっているんだけど、一瞬のうちに流れた情報量が多くて説明しきれませんね。泣くようなシーンではなかったんです。
映画が終わってから次の予定まで時間があったので、カフェで考えごとをしてました。これくらい泣いてしまうと、目がすごく疲れてショボショボなのに対して、頭の中は妙にスッキリしていたような・・・。
さて、「泣く」とはいったい何なんでしょうか?
辞書で調べてみると、「声を上げたり、涙を流す」とあります。ああ、涙は出ていなくても、声を出すだけでも泣いているといいますね。赤ちゃんや子どもに特にありそう?
他には特に、「悲しい」や「痛い」という表現があります。なるほど、悲しいときや痛いときは泣きますね。子どもの頃は特に、転んだりして痛いときは泣いていました。大人になると痛くても泣くまではいかない?
他には、「喜び」もあるようです。「うれし泣き」っていいますね。
うーん、だけど、どれもボクの「泣く」には当てはまらない。
たくさんの感情が瞬間的に流れていって、その感覚に耐えれなくなってあふれ出たのかな。「感動して泣きました!」とは少し違う、フシギな感覚でした。
あなたが最近「泣いた」のはいつですか?そのときなぜ泣いたんですか?ぜひ聞かせてくださいね。抽象的な何かでも。具体的な何かでも。