子育ては親育て

大人になるあなたへ ~1才までのお話

今から3-4年を振り返って記録しておきます。
記憶違いやあいまいなところもあるけど、断定して書くことにする。

前回までのお話1:大人になるあなたへ ~産まれる前のお話
前回までのお話2:大人になるあなたへ ~産まれた日のお話
前回までのお話3:大人になるあなたへ ~産まれてからしばらくのお話

 

3ヶ月すぎた頃は、今から振り返って具体的に覚えてることはもう少ないよ。
だから手元のアルバム写真を見て思いだしながら、時系列で書いていこう。

 

3人での外出をしはじめたようで、大阪の実家につれていったり、外食(?)にチャレンジしたりした。
それだけあなたの動きが活発になってきたわけだし、家の中で3人でずっといっしょよりは、少しでも世界を拡げていこうとしていた。
ずっと同じ3人だと、息が詰まるのもあるもんね。
でも外食はあなたがうるさすぎて、散々だった。
赤ちゃんだから多めにみてください、って音量じゃなかったんだよ。
「2度と行かない!」って思ってたなあ。

 

ある日、ヨメが美容院から帰ってきて驚いた。
髪をばっさり切って、ショートにして帰ってきたんだ。
それが彼女なりの覚悟だったのか、何の表れだったのかわからないけど、驚いた。

 

あなたはこれまでよりも、よく笑うようになったけど、
ボクの大変さの量は変わらずに、種類が変わっていった。

遊び道具で、ぴったりくるものがないのか、そもそも赤ちゃんはそういうものなのか、
今でもボクにはわからないけど、いいのを見つけるのに時間かかったね。
買ってくるおもちゃで遊びたいんじゃなくて、
大人が使ってるものを使って遊びたい(=正確には、同じように使いたい、仕事したい)んだもんね。
いい按配にならないわけだ。
好みがあったようだから、もうこの頃から自分の軸を持っていたんだろうね。
電子機器に興味津々で、スマホにテレビにレコーダーにリモコンに、好き放題したかったんだよね。
でもどれも勘弁してほしいです。3年たった今でもね。

 

表情が豊かになってきて、ボクはより多くの情報が得られるようになってきたよ。
笑うか、泣くかが基本だから、2つの事柄から推測して多少の行動ができるようになった。
父としては大きな変化でした。
半年くらいたって、3人でプチハイキングにいったんだけど、その時の写真がとても懐かしい。
そして8月のとても暑い日だったのを覚えてる。
写真を撮ると、1枚目はたいてい失敗?
で、2枚目から明らかに顔をつくってるね。だんだんと笑顔になる。モデルさんでしたね。

 

半年くらい経って、
岩手の盛岡からおばあちゃんとおばちゃん、
大阪にいるおじちゃんが遊びに来たよ。
おじちゃんのヒゲはひっぱりすぎたね。そして、とても楽しそうだった。

ヨメとおばちゃん(姉妹)の顔の違いがはっきりしなくて、
「あっちにもお母さん!こっちにもお母さん!」って驚いた顔してたね。
こっちもそれに驚いたよ。

 

四つんばいになったり、ハイハイするようになって、
ヨメが部屋のあり方を変えていった。
家の中にある仕事部屋が、隔離された部屋になって、
あなたは部屋中のどこへでもハイハイで行けるようになった。
ボクにとって予想外すぎた対応だったけど、結果的によかったんじゃないかな。
仕事部屋の入り口まできて、仕事中のボクをよく呼んだよね。叫んだよね。叫びつづけたね。。。

 

外出していくようになって、すると食事が気になるけど、外食するなら個室があるとこにしてたよ。
そのくらいうるさいんだよ・・・。1年くらい続いたね。

 

7ヶ月くらいして、ヨメひとりで外出する日をつくった。
やっとのことで、ボクには大きな挑戦だったよ。
一晩いない(夜遅い)だけで、不安になったかなあ?
帰ってきたら、寝る時間を過ぎてたのに飛びついていったね。

 

9ヶ月くらいで、飛行機に乗って盛岡に帰省したね。
やっとおじいちゃんに会えた。
雪も観れた。大阪では積もってるのはなかなか観れないからよかった。
向こうでは、ヨメの友だちと子どもにもあって、
いろんな人との接点をつくって、家に帰ってきたらパワーアップしてたね。
見えないとこでも成長してくるのね。
油断してたボクは、成長が止まっていたようで大変でした。

 

年が明けて、外食したときの状況が変わっていった。
店員さんには愛嬌たっぷりで接するようになって、とても愛想のいい子どもだった。
どちらの親にもない要素なのにすごいね。あなただけのものかな。

 

平均より早めに立ち上がるようになって、ついに1才を迎えました。
1才のたんじょう日ケーキ(ホットケーキだけど)、
ひとりで全部食べたくて大泣きしたね。
会話できないから、納得させられなくて、すごくうっとうしかったよ。。。

 

この頃で大当たりだったオモチャ。

3つ目は今でもときどき使うくらい。

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1才までまとめ 

どれだけ事実から振り返ってみても、この1年間は「しんどい」「つらい」がボクの根幹にある。

でもあなたの成長から大きな刺激をうけて、今でも常に持ち歩いてる感覚があるのは「立ち上がるのを諦めなかったこと」です。
だれもが挑戦しようとして、何度も何度も失敗して、それでも目標を達成しようとすること。
ボクもそれを達成したから今歩いてるはずだけど、その気持ちを思いださせてくれました。
あなたとの関わりから、ボクもやっと「父親1年」が経ち、人として革新的な変化を遂げていきます。

 

3才になるまであと2年分あるけど、ボクの書きだめはここまでだよ。
つづく。

  • この記事を書いた人

ぴろきち

ぴろきちです。大阪生まれで大阪育ち。関西人らしくないと薄々感じてましたが、どうやら血は大阪人じゃないようです。環境で大阪人になってもよさそうなのにね。 世界遺産めぐりが好きで特に遺跡に興味があります。他には神社や寺めぐりをして、御朱印集めをはじめてまもない状態。自分のルーツ・人のルーツをたどることが好きで、家系図づくりをしていますが、4世代より前へなかなか進めずにいます。肌が弱いので、タバコの煙が苦手。お酒もほぼ飲みません。 食べ過ぎたりもしたけれど、ぴろきちは元気です。

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